50 広島県尾道市 51 尾道商工会議所(尾道市) 52 浄土寺(尾道市)
53 尾道足利氏ゆかりの会

■尾道市は瀬戸内のほぼ中央であり、山陽、四国への旅人の要衝のひとつです。
 特に尾道といえば、坂と寺の町として有名です。幾百年の歴史を刻む25ヶ寺が緑に見えかくれし、古いたたずまいを残す家々と情緒ある趣を醸し出す坂道など、しみじみとした光景が旅人や多くの文人などに深く愛されています。
 そして、尾道は足利氏に深い関係のあるまちでもあります。
 1336年(建武3年)2月、後醍醐帝軍に一旦は破れた足利尊氏は西走の途中、備後鞆の浦で光厳院より院宣を賜り尾道に入りました。尊氏一行は浄土寺に参籠し、戦勝挽回を祈願するとともに、瀬戸内海の地理に明るく強力な海上輸送力をもつ尾道の豪商達を味方につけ、彼らの水先案内により九州へと向かいました。やがて、九州多々良浜の決戦で大勝した尊氏軍は、東上の途中、再び尾道に寄港しました。ここで、将兵達の食糧補給や休養にあたりながら尊氏は主だった武将達と共に浄土寺に参籠し、戦勝の御礼と今後の加護を祈願しました。また、尊氏は家臣らと歌会を催し、自詠の和歌七首を含む「三十三首法楽和歌」を奉納しました。
 その後、尊氏は湊川で勝利をおさめ幕府を開くと尾道の豪商達に報いるため、自由な交易を認めるなどの便宜をはかりました。そして尾道は経済港として長く栄え、今日に至っております。

吉和太鼓おどり
 浄土寺

地図検索用住所

名古屋市東区矢田町字寺畑2161


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