62 安國寺(大分県国東町)

■大分空港から国道213号線を北に向かって約十分、国東町に太陽山安国寺はあります。当山は足利尊氏公を開基とし絶海中津国師(天龍寺第四世)を御開山に勧請して、応永元年(1394年)に創建された、臨濟宗妙心寺派に属する禅刹です。
 宇佐八幡宮・天台宗の宮寺融合による六郷満山文化の花開いた「ほとけの里」と呼ばれる国東の地に豊後之国の安国寺として創建された当山は68番目に建立された寺であり、全国の安国寺建立史上最終的意義を持つ寺として重要視されています。最近では大変珍しくなった、茅葺きの鐘楼門が訪れる人の心を引きつけます。この山門は天明四年(1784年)に建立されたものです。「木造伝足利尊氏公座像」は、尊氏公存命中の制作と伝えられ、尊氏公の像としては最も古いとされる、等身大の寄木造りです。「木造延命地蔵尊立像」は恵信僧都の作と伝えられています。総丈が四尺五寸、衣や袈裟に彩色が残り、当時の面影を伝えています。尊氏公は、この地蔵尊に深く帰依し、御本尊に迎え地蔵寺を山科の地の建立。赤穂浪士大石良雄が山科に閑居中、仇討ち成就の祈願をされたと伝えられています。この他に、本堂内に忠臣蔵の「お軽勘平」のお軽の像も安置されています。

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大分県東国東郡国東町安国寺2245


安國寺

足利尊氏公座像

木像延命地蔵尊立像
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