19 高安寺(東京都府中市)

■府中市は昭和29年4月1日に府中町・多磨村・西府村の1町2村が合併して誕生したまちです。かつて律令制度のなかでは武蔵国の国府が置かれました。また、鎌倉時代には鎌倉街道、江戸時代には甲州街道の重要な宿場の一つとして繁栄したまちです。
 発展のなかで多くの歴史的な彩りのなかにあったまちだけに、中心部にはそれらの名残りをとどめるような美しい自然と歴史や文化と見どころがたくさんあります。
 標高80mほどの小高い丘で南北朝時代、北朝方の足利尊氏と南朝方の新田義興・義宗兄弟が戦った古戦場跡の浅間山などと、ともに足利尊氏が建立した安国寺の一つとして伝えられる高安寺があります。足利氏とゆかりが深い高安寺は、足利尊氏が市川山見性寺を武蔵国の安国利生の寺として再興したもので、龍門山高安護国禅寺と称し尊氏の法号をとって等持院と号す曹洞宗の古刹です。この寺の崖上にあり、南側に多摩川から多摩川丘陵を望む要害の地で戦国の世しばしば武将の本陣ともなったと伝えられています。

地図検索用住所

府中市片町2-4


高安寺
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